「お客様がやかましい」 (森真一著)
「イライラしない本(ネガティブ感情の整理法)」(斉藤孝著)を読む お客様がエラくなってしまった時代ではあるが、店員もまたプライドを持ち合わせている人が少ないので、逆に客を見下す行為にでるという。 こうした店員を生み出してしまったのも、「お客様」という図式らしい。 坂東玉三郎さんの逸話では、悲劇を観劇した観客は、帰り道どこか清々しさを感じるという。 他人の不幸は蜜の味ではないが、人間にはそういった面があるらしい。 このくらいならまだよいが、イジメのように自ら悲劇を生み出し、それを楽しむという下劣な行為も人間の隠れた感情の中にあるのだろう。 イジメがなくらないというのも、こんなところかもしれない。 他人のことよりまず自分、他人のどうでもよい部分には関心を示さず、自分を大切にすることが大切なことだと日頃から思っている。
by masagorotabi
| 2017-05-05 10:44
| 読書日記
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