「幸田文 しつけ帳」(幸田文著)を読む
この本を読むと幸田露伴がいかにしつけに厳しかったかがわかります。 「人は清潔が好きであると同時に、汚くしておくのもまた楽しがる性質をみんな持っている。清潔には謹みと静けさがあり、汚さには寛(くつろ)ぎと笑いがある。」(本文より) 汚さにも価値を見出しているこうした文章が、露伴のしつけだったのだろうと思います。 CMを見ていると、清潔主義(こうした方が企業は儲かるから)が横行して、余裕のない人間が増えているような気がします。 しつけを漢字が書けば躾、これは除菌することではない。(笑)
by masagorotabi
| 2017-06-15 22:03
| 読書日記
|
Comments(0)
|
もうひとつのブログ
カテゴリ
最新のコメント
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||