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ゴールドラッシュ

前回の「驕れる白人と闘うための日本史」の続きになります。

日本にもゴールドラッシュというのがあり、それは日本の金が搾取されるという形で、海外に渡ってしまいました。

開国時、通常条約で金と銀との交換比率が1対5(国際的には1対15)で結んでしまったために、8か月間で日本の金貨が底をついてしまいました。
その連中の多くは詐欺師、夜逃げ店員、カルフォルニアで金鉱堀で失敗した食い詰め者、脱走水平なので、治安も悪くなり、領事ハリスは金貨が底をついた時に、幕府に国際比率にするようにと提案したそうです。
銀と銅にも同じようなことがおこり、日本ではインフレ、生活困窮が続いたそうです。

オランダの医者ポンぺ・ファン・メーデルフォールトはこのように語っています。
「我々白人に対して、日本人から呪いと罵りの言葉しか聞こえなくても不思議ではない。一般庶民ほど、我々の罪によって一層貧困に沈んでいったのである」

生麦事件でも理不尽に白人から押し付けられましたが、オランダの医者ポンぺがイギリスの家族に会って話す機会があり、その家族は法律上の状況を理解し、家族がなくなったことは悲しいが、サムライを非難することはできないと理解したそうです。





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by masagorotabi | 2018-05-03 19:37 | 読書日記 | Comments(0)
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