「歴史をかえた誤訳」(鳥飼玖美子著)を読む 大戦末期、日本はポツダム宣言の無条件降伏を迫られました。 その時に日本のとった対応は「黙殺する」でした。 当初は「静観したい」であったが、世情を考え「黙殺」にしたそうです。 それを英訳した時に、ignore(無視する) reject(拒絶する)とするのかで大きくかじ取りが違ってくる。 このことがきっかけでの原爆投下であったら、悲しいことです。 余談ですが、原爆の実験をしたときに、参加した科学者、軍関係者はそれを見た時に原爆投下には反対をし、結局、参加しなかった人たちが原爆投下のボタンを押してしまったそうです。 本書には、他にも誤訳に関する記述が載っています。
by masagorotabi
| 2018-10-30 20:42
| 読書日記
|
Comments(0)
|
もうひとつのブログ
カテゴリ
最新のコメント
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||