人気ブログランキング |
<< 資本主義 日本人は何を失ったのか? >>

日本の宿命

「日本の宿命」(佐伯啓思著)を読む

3.11の災害が起きた時に日本は変わるという論調があったと思いますが、しばらくするとそこには何も変わらない日本がありました。
著者はそんな日本の現状をは、日本が歩んできた歴史にあると言及しています。

日本が大きく変わったのは、明治維新、大東亜戦争後の日本であったと記していますが、ともに外圧で日本は変わらなくてはいけない現状でした。
その変わり方に問題があったと著者は主張しているわけです。

明治期に神社合祀が発令され、多くの神社、鎮守の森が失われました。
終戦後も公害や河口堰の建設、原発爆発で多くの自然が失われました。
自然から日本を眺めてみると、これだけのものを失ったわけです。(もちろん日本人の精神も)

著者は、自然観、死生観の在り方を大切にしていますが、こうした精神軸がないことが混迷した日本の原因ではないかと記しています。



by masagorotabi | 2019-09-11 20:01 | 読書日記 | Comments(0)
<< 資本主義 日本人は何を失ったのか? >>