日航123便

「日航123便 墜落の新事実(目撃証言から真相に迫る) 青山透子著)を読む

日米の軍事演習中に誤って日航123便を傷つけてしまい、墜落するまで123便を2機のファントムが追尾していたといいます。(複数の目撃証言あり)

場所を特定できなかったのではなく、その証拠隠滅のための時間稼ぎがほしかった。
そして、そのためにガソリンとタールを含んだ燃料で焼き尽くした、というのがこの本に書かれています。

これが本当であれば、国家が己の身を守るために殺人を行ったことになります。

当時、自衛隊員が射殺されたというテロップが流れたそうですが(直ぐに誤報と訂正された)、証拠隠滅中に現れた自衛隊員を射殺ということであれば納得いくテロップであるのだろう。

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# by masagorotabi | 2018-05-22 19:45 | 読書日記 | Comments(0)

途方もなく霧は流れる

「途方もなく霧は流れる」(唯川恵著)を読む

著者の本は、10冊以上は読んでいると思いますが、男が主人公の小説は初めて読むことになります。

離婚をしてリストラで職を失い、遺産としてもらい受けた軽井沢の別荘で暮らし始めるところから物語はスタートします。
幼少のころ、父親の失踪で母と姉との生活を余儀なくされますが、軽井沢での出会いの中で、その疑問も収束に向かって氷解していきます。

面白い小説でした。


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# by masagorotabi | 2018-05-19 20:16 | Comments(0)

龍馬の家計簿

「龍馬の家計簿」(大村大二郎著)を読む

お金の面から見た龍馬を描いています。

脱藩時、友人知人から20両を借りて旅立っています。
4年後、姉乙女に描いた手紙には男一人で暮らすには年60両が必要と書き記しています。(大江卓の伝記によれば、当時長崎でそばが一杯16銭、1両あれば300杯食べられたそうです)

当時は浪人が多く、その人たちは皆で金を出し合ったり、商家などが援助したそうです。(中には強盗などした輩などもいた)
商家もまた、見返りとして浪人たちから情報を得たりしていました。

龍馬は常に金欠で、金づるとして土佐藩の佐々木高行、岩崎弥太郎らが援助していたそうです。
死ぬ1か月前には、後藤象二郎からも15両の金を無心しています。

海援隊を結成して武器の売り買いをしても龍馬自身は商才がなかったようです。

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# by masagorotabi | 2018-05-18 13:57 | 読書日記 | Comments(0)

アウトサイダー

「スター・ウォーズ論」(河原一久著)を読む

未だにスター・ウォーズを見たことがないのですが、こうした映画がなぜ民衆に受け入れたのかを時系列で説明した部分が印象的です。

産業革命、活版印刷によりヨーロッパなどで啓もう活動がはじまり、一部の人しか与えられなかった「学ぶこと」が一般の人たちにも拡がります。
2度の大戦により、侵略のための戦争に嫌悪した社会の中から、多くの運動家や思想家が生まれます。
芸術家の中からも「考え、そして行動せよ」と訴え続けます。

こうした中から、結果として異質なものとみなされ孤独な道をたどる人たちが生まれます。
コリン・ウイルソンはこうした人たちを「アウトサイダー」と呼び、その破滅的な末路の解決策として「アウトサイダー・サイクル」と呼ばれる一連の著作で見出そうとしました。
結果的に結論は至らずに終わっているそうです。

黒澤明監督も、作品の中に多くのアウトサイダーを描いており、共生というテーマで映画にしています。
ルーカス監督も、共生をテーマにスター・ウォーズを描いています。

ニーチェもまた共生を訴えました。
そして「全肯定」という境地に行き着き、すべてを受け入れた上で「共いに生きる」その境地をニーチェは「超人」と呼びましたが、本人は誰からも理解されずに発狂して死を迎えてしまいました。

時代の流れの中で、こうしてスター・ウォーズが受け入れられたというわけです。
今度、見てみようと思います。


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# by masagorotabi | 2018-05-13 17:47 | 読書日記 | Comments(0)

太宰治

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大宰の随筆を読んでいた時に、電車内の出来事のことが記されていました。

少し前に読んだものなので正確ではないかもしれませんが、電車内で女性に触れてしまってその女性から睨みつけられたという出来事だったとおもいます。

それに対して大宰は、意識しているからそんなことを思うんだという内容のことを言ったと思います。
時代は変わっても、人間というのは変わらないもんだなと思ったのですが、人間というのは今も昔も他人を異様に意識し監視しているもんだなと感じました。

ひとは主観で物事を考える動物だと思いますが、大宰は小説家なので多観(こういう言葉があるかわかりませんが)で物事を考えられる人なので、人間の浅ましさ、狡さ、えげつなさをふつうのひと以上に理解できるのだろう。


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# by masagorotabi | 2018-05-07 20:08 | 落描き | Comments(0)