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喫茶店

なにげに図書館で雑誌ブルータスを借りてみたのですが、その中に喫茶店の特集がありました。

「喫茶店は日本が世界に誇る文化です。」というフレーズが目につきましたが、以前に「何でも見てやろう」(小田実著)を読んでいた時に日本の喫茶店のことが書かれてありました。

著者のアメリカの友人が日本の喫茶店について「天国だ」という表現をされていました。
4、50年前の話ですが、当たり前のようにある喫茶店が日本の文化だとは思いもよりませんでした。
音楽が聴けて、こだわりの珈琲も飲め、本も読める、その友人はそのように称していたと思いますが、日本に天国が町中に溢れていたということを、当の日本人がそのことに気づいていないということは哀しいことなのかもしれません。

この雑誌、買っておけばよかったなあ。
# by masagorotabi | 2014-11-10 20:35 | 日記 | Comments(0)

坂田安吾氏

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『世の中、ひと昔前と比べるとマナーがよくなったと言われるが、オレから見りゃあ神経症社会になっただけだよ。』
# by masagorotabi | 2014-11-09 20:37 | 落描き | Comments(0)

公害原論

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1週間程前の新聞に、宇井純さんという方が紹介されていました。

もう他界されていますが、公害についての本を残されています。
図書館で写真の本を借りてきてザーッと目を通しただけですが、読みやすく公害について一般人でもよく分かる内容になっています。

公害というと、足尾鉱毒事件、水俣病、イタイイタイ病とかが頭に浮かぶことしかなく、どういったことが起きたのかは、詳しく分からなかったりします。
では、公害というものが身近ではないのかというとそうではなく、例えば日々水を使って生活しているけれど、自然から搾取するということは、環境破壊につながっていることを理解している人は少ないだろう。

原発事故も公害といっても間違いではなく、当時政府は「直ちに人体への影響なはい」と連呼していたけれど、過去の事例をみれば事業所、為政者たちの対応が住民を苦しめてきたことをあげれば、政府の言葉自体も疑ってみる必要がある。

私たちが身を守るために何をすべきなのかが、この本には書かれているような気がします。
そして、私たち自身も闘っていかなくてはならないのだとも思います。
(著者自身が学者の良心として、訴え闘ってきた人でもあります。)

それにしても、このような本が電子書籍となって気軽に読めるようになって欲しいものだと思います。
# by masagorotabi | 2014-11-08 20:10 | 日記 | Comments(0)

ここ数日、体調が悪く、それでも薬は飲まずに直そうと思っていたのですが、ぶり返してしまい今朝、解熱剤を飲みました。
薬というのはよく効くなと実感はするのですが、薬を飲まずに直したかったなあとも思います。

「サハラに死す」(上温湯隆著)の本の中に、遊牧民のお世話になり、そのお礼として薬を渡す場面があるのですが、大いに喜ばれるそうです。
この世界には、薬というものを必要とする人たちが沢山いるのだろう。

数ヶ月前に、「新グレートジャーニー」というドキュメント番組のDVDを借りて見たのですが、ドクターでもあり探検家でもある関野吉晴さんが、辺境の地を訪れると遠くからでも診てもらおうとして村民たちが訪れ、4日間も滞在したという場面がありました。

医学というものは、昔でいうと仙人のような存在なのだろうなあ。
# by masagorotabi | 2014-11-05 22:23 | 日記 | Comments(0)

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前にも書いたことがありますが、心理学で有名な言葉があります。
「人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ」

身内を亡くして泣いている人に、この言葉を投げかけたら張り倒されそうで、学者の言葉というのはどうも難しくていけない。

「笑う門には福来る」という諺の方がピンとくるし、幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せなのだと言う方がしっくりとくる。
なぜなら、悲しみを演じることは少ないけれど、幸せを演じる方が圧倒的に多いと思うからである。

つまり、相手の幸せを妬むほど愚かなことはないということだ。
# by masagorotabi | 2014-11-04 20:15 | 日記 | Comments(0)